第3回結果発表

 

 

 

「お待たせしました。 これより、第3回結果発表を行います。 司会は士郎君とカレンさんにお願いしております」

 

「はい、よろしくお願いします」

 

「よろしく」

 

「それじゃあ早速、個人投票の結果から発表していくぞ」

 

「そうね、では第15位。 獲得票3票。 ネジの外れたテンサイ中のテンサイにして真性のキチガ○の迷惑男! 『ドクター・ウェスト』!」

 

「コメントをどうぞ!」

 

「な〜〜〜ぜであるか! 我輩が最下位などあ〜〜〜りえないのである! は! まさか、この我輩の大天才的な頭脳に嫉妬した奴らガコン

 

「さて、次にいきましょ」

 

「そうだな、その血濡れの十字架は無視しよう」

 

「哀れですね。 この世界でも良心的な士郎くんに見捨てられているとは……」

 

「続いては、第10位。 獲得票5票。 腹ペコ騎士王、『セイバー』! うっかり守銭奴魔術師、遠坂 凛! 暴力マゾの不器用女、『バゼット・フラガ・マクレミッツ』! 失敗ばかりのゼロ、『ルイズ』! 普段は無口のくせに口を開くと相手を一刀両断の雪風、『タバサ』!の5人よ」

 

「ええ、辛口な紹介ですがカレンなので気にせず、本人たちのコメントをどうぞ」

 

「ふむ、モグモグ。 士郎、おかわりを…」

 

「悪い! 家系の所為よ!」

 

「誰が暴力マゾ女ですか! 訂正しなさい、このサドシスター!」

 

「なんで、見ず知らずのアンタなんかにそんな事、言われなくちゃならないのよ!」

 

「……悪趣味」

 

「以上です。 私に逆らうとはチョット調もとい話し合いの必要が有るわね」

 

最後のコメントは適格だったな……

 

「何か言ったかしら?」

 

「別に?」

 

「そう……、それじゃあ第9位の発表よ。 獲得票6票。 神の使いか? 聖母の生まれ変わりか? 可憐な美女『カレン・オルテンシア』!」

 

「それじゃあ、コメントを」

 

「まったく、何をやってるのかしら(アナタたち)、この順位じゃこの企画を続けられないじゃない。 せっかく裏から根回ししてこの企画自体を乗っ取る心算だったのに、これじゃあ計画が実行できないじゃない。 ペアー投票にかけるしかないわね

 

「なにやら黒い事を言っていますが次に進めるぞ」

 

「まったく、それでは第8位。 獲得票10票。 清純風腹黒女、『遠坂 桜』!」

 

「コメントをどうぞ」

 

「せ、先輩! こんなの嘘です! 信じないで下さい!」

 

「くす、必死ね」

 

「……腹黒シスター

 

「さて、次は第7位。 獲得票12票。 古本ツルペタ年齢測定不能娘、『アル・アジフ』!」

 

「……コ、コメントをどうぞ」

 

「何を言うか! この小娘が! 今日と言う今日は成敗してくれる! 出番の恨みも思い知れ!」

 

チュードーン!

 

「もう、五月蝿いですね、アルさん。 お仕置きです」

 

ガコン

 

「な!」

 

ヒューーーーー……………。

 

「あら、偶にはアナタも役に立つのね?」

 

「はっはっは、アナタも落としますよ?」

 

「いえ、遠慮しておくわ、ふっふっふ」

 

「(ぶ、不気味だ……)そ、それじゃあ次に移ろうか」

 

「そうして下さい。 士郎くん」

 

「そうね。 続いては第6位。 獲得票20票。 頭でっかちの皮肉屋、『アーチャー』!」

 

「コメントだ」

 

「ふむ、まあ多くは語るまい。 この順位だ、下の者のひがみもあるからな」

 

ピキ!

 

「……士郎、後で調教です。」

 

「な! 横暴だ! 俺には関係ない!」

 

「まあまあ、面白そうだし良いんじゃないですか?」

 

「そう思うなら、アンタが変われ!」

 

「え? 私がですか? そんなのお断りですよ。 まったく、当たり前の事を言わないでくださいね」

 

「そうね、もう決定事項だし。 それよりも第5位の発表よ。 獲得票23票。 子持ちの獣っ子、『大十字 エンネア』!」

 

「にゃはは、情報……消しちゃうよ?」

 

「は〜〜〜、なんか順位のコメントと言うより、カレンの紹介文への批判が殆どだな」

 

「まあまあ、面白いからこれで良いですよ」

 

「本音は?」

 

「毎回似たようなのだと、つまらないからです!」

 

「はあ〜〜〜、こいつもか……」

 

「どうしたんですか? 頭を抱え込んで?」

 

「なんでもない(言っても無駄だ)。 それじゃあ次だ」

 

「第4位。 獲得票25票。 今だ多くの謎に包まれる魔道書『シーア・アジフ』!」

 

「(おお、今度はマトモだ)それではコメントをどうぞ」

 

「ん〜? 眠い。 お休み」

 

「……おい!」

 

「ふ〜、コメントぐらいマトモにしてほしいわ」

 

「お前が言うな!」

 

バチン

 

「おっと! 士郎ハリセンでカレンを攻撃。 カレンは1のダメージを受けた?」

 

「お前もなんで疑問系なんだ!」

 

バチン

 

「痛いわ、士郎」

 

「そうですよ、士郎くん」

 

「まったく、ほら進めるぞ」

 

「まあいいわ、続いては第3位。 獲得票29票。 白いロリっ子悪魔、『イリヤスフィール・フォン・アインツベルン』!」

 

「コメントをどうぞ」

 

「まあ、この順位なら良いわ、前回は8位だったし」

 

「おお、カレンの挑発に乗らず、マトモに順位のコメントを!」

 

「大人ですね……」

 

チィ、次に移ります。 続いては第2位。 獲得票57票。 ロリコン貧困節操無しの人類の味方? 『大十字 九郎』!」

 

「コメントを」

 

「いい加減にしてくれよ。 俺の信用これ以上、下げるなよ。 まあ、投票してくれた奴らには感謝してんぜ」

 

「つまらないわね」

 

「物騒なことを言うな」

 

「次は個人ラストよ」

 

「それでは」

 

「第1位は! 獲得票60票! 3連覇達成おめでとう! 不幸と幸福、2つを背負う、マギウス兼メイガス、『衛宮 士郎』その人です!」

 

「なんでアナタが言うのよ!」

 

「ハッハッハ! 面白いからです! アナタの悔しがる顔は良いものですね」

 

「黙りなさい!」

 

「おっと、聖骸布に捕まるわけにはいきませんね」

 

「ちょこまかと! 捕まりなさい!」

 

「カレンさん、良いんですか?」

 

「何がです?」

 

「士郎くん、いじけてますよ」

 

「え?」

 

良いんだ、良いんだ。 俺なんか……

 

「コホン。 それでは1位のコメントを」

 

「え? ああ、3連覇できて結構喜んでる。 応援ありがとう」

 

「まったく、司会役をせっかく頼んだのに…、やる気があるんですか? カレンさん?」

 

「アナタに言われたくないわ」

 

「まあまあ、その辺で。 それじゃあペア投票の発表に移ろうか」

 

「そうね。 サクサク進めましょう。 第7位。 獲得票5票。 先輩、後輩『士郎&桜』! 剣と剣士『士郎&セイバー』! 永遠の主従『士郎&カレン』!以上の3組」

 

「第6位。 獲得票10票。 主将、副主将『士郎&綾子』!」

 

「第4位。 獲得票15票。 友情コンビ『九郎&ウェスト』! 人書一体『士郎&シーア』!」

 

「第3位。 獲得票19票。 義兄、義妹『士郎&イリヤ』!」

 

「ほんとに、サクサク進めたな」

 

「良いじゃない。 と言うか、士郎。 アナタはここの殆どに絡んでいるじゃない」

 

「な、何を怒っているんでしょうか……、カレンさん……」

 

「もう、鈍いですね士郎くん。 カレンさんの独占欲と次回一緒に司会が出来なくなったからですよ」

 

「黙りなさい!」

 

「おっと、これは失礼」

 

「ふ〜〜〜……、次に行くぞ」

 

「ええ、そうですね。 それでは第2位の発表です。 獲得票26票。 職場仲間『士郎&エンネア』!」

 

「結構、入ってますね……」

 

「そうね、要注意だわ」

 

「何がだ!」

 

「別に、それでは栄えある第1位は、獲得票30票。 士郎の不敗神話を打ち破ったのは、やはりこの方たち! 永遠のパートナー『九郎&アル』!」

 

「え? 俺の不敗神話って?」

 

「あれ? 士郎くん気がついてなかったんですか? 君、今まで個人とペーア両方で1位を取り続けていたんですよ」

 

「そうなのか」

 

「まあ、個人の方で頑張ってください」

 

クックック……カッカッカッカ! 復活! ようやく妾の出番がやってきたな。 おい、約束どおり次回の司会は妾たちであろうな」

 

「ええ、個人優勝者の士郎くんとペアー優勝者のアルさんたちにやってもらいますよ」

 

「そうか、そうか! それで「では今回はこれで終わりにさせていただきます」な! まだ」