第2回結果発表

 

 

 

「お待たせしました。 これより、第2回結果発表を行います。 司会はおなじみ大十字 九郎さんとアル・アジフさんにお願いします」

 

「ふ〜、長い日々だったぜ。 なあ、アル」

 

「まったくじゃ、出番が決まっておる日を待つのがこれほど長く感じるとはな」

 

「まあ、さくさくっと発表するか。 それじゃあまずは個人投票からだ。 へ〜、今回は結構な数の投票になったな」

 

「そうじゃな、前回と比べると大きな差があるな」

 

「これも、両作品を合同投票にした結果なのか、この世界(サイト)を認識してくれる人が増えた結果なのか、はたまた両方か? どちらだと思います? 九郎さん」

 

「しるかよ。 それに関しちゃ俺らは口出しできねえし」

 

「まあ、そうですね」

 

「ええ、汝ら世間話はやめてとっと進めんか!」

 

「おっと、そうだった。 少し意識の外に出しちまった」

 

「出すな!」

 

ドカン

 

「ええ、黒焦げの九郎さん。 意識はありますか?」

 

「り、理不尽だ……」

 

ガク

 

「アルさん、九郎さんはどこぞの○チガイと違って速攻で復活しないんですから、やるならもう少し手加減をしてください」

 

「む、わかった」

 

「わかったじゃね〜〜〜!」

 

「おお、さすが九郎さん。 ギャグ耐性をつけましたか」

 

ついてねえよ! は〜〜〜、もういい……。 司会を続ける」

 

「何か悟ったみたいですね。 その調子でドンドン盛り上げてください」

 

聞こえない。 聞こえない。 さてとまずは第16位の発表だ。 これはかなり多く、8人もいるぞ」

 

「まずは、貴族を欺く怪盗でメイジの『土くれのフーケ』。 天然? 芝居? どちらか解らぬお姫様『アンリエッタ』。 殆ど活躍の場無しで終わってしまうのか、今後に期待『ライダー』。 不器用な仕事人、拳で道を切り開く魔術師『バゼット・フラガ・マクレミッツ』。 その赤い魔槍は伊達じゃない、魔術も使えるオールラウンダー『ランサー』。 大ポカやらかす金欠魔術師、赤い悪魔『遠坂 凛』。 その頭脳は天才中の天災? いつも五月蝿いギター野郎『ドクター・ウェスト』。 キチガ○の最高傑作。 ロボット3原則を無視した、思い込みの激しい人造人間『エルザ』。 それぞれ1票ずつとなっておる」

 

(※『天災』 誤字ではありません)

 

「それじゃあお馴染みのコメントをどうぞ」

 

「ん? ま、関係ないね」

 

「あら、わたくしに票を!」

 

「後半は必ず!」

 

「ふ〜、対策不足ですか」

 

「お、入ってるな」

 

「なによ! 今回最下位! 桜たちは何処よ!」

 

「な〜〜〜んってことであ〜〜〜るか。 この世紀のだ〜〜い天才である我輩が最・下・位。 こんな投票はやり直しを要『ゴン』………」

 

「ん〜〜〜、博士なんかと一緒になってしまったロボ。 ダーリンは何処ロボ?」

 

「ってな具合だ」

 

「ふむ、個性的なやからが多いからな。 しかし、アヤツらがここに来るとは思ってみなかったぞ」

 

「まあ、前回の時に乗り込んできた所為だな。 さて続けて第15位」

 

「赤い外套を着込み、その鷹の目には何が映る。 異例の弓兵『アーチャー』。 投票数2票となっておる」

 

「コメント、どうぞ」

 

「ふ………」

 

「なんともまあ、皮肉げな笑みを浮かべる奴じゃな。 本当に士郎と同一人物じゃったのか?」

 

「まあ、色々あったんだろうな。 続いては第13位の2人だ」

 

「王様発言炸裂! 黄金率でお金に困らぬ金ぴか英霊『ギルガメシュ』。 無口だが、言うときはばっちり決める『雪風のタバサ』。 投票数3票となっておる」

 

「それじゃあ、2人にコメントを」

 

「ええい、何故、我がこのような順位なのだ! 雑種!」

 

「……下がった……」

 

「なんかあの金ぴか野郎、ウェストの奴に何処となく似てないか? アル」

 

「ふむ、そうじゃな。 あの、自己中心的なところが似ておるな。 ところで、あの小娘どうにもやりにくい」

 

「ああ、前回も似たようなことを言ったけど、どうにもやりずらいな」

 

「次に行くか、九郎」

 

「そうだなアル。 続いては第11位の2人」

 

「姉を越したか? わきに追いやられ気味か? 黒の大和撫子『遠坂 桜』。 完全無欠式正統派最強美少女ヒロインで最強の魔道書『アル・アジフ』投票数6票となっておる」

 

「2人のコメントだ」

 

「ふっふふ、姉さんに勝ちました!」

 

「ふむ、前回より投票数は増えてはおるが、順位が下がっておるではないか! それに九郎! お主はまだ上の順位なのか!」

 

「いや、そういうこと言われてもな。 次行くぞ、次」

 

「誤魔化すな! 九郎」

 

「続いては第10位だ」

 

「む〜、コホン。 アンタはいったい何なんだ! 『謎の人』。 投票数10票となっておる」

 

「え? 私ですか? 少しは期待してましたけど、まさかベストテンに入るとは予想外でしたよ」

 

「なぜ、本編にも出ていないお主が妾より順位が上なのじゃ!」

 

「さあ? こればかりは、投票者の皆さんに聞いてみないと?」

 

「落ち着けアル。 は〜、夕飯の後にケーキをやるから機嫌を直せ」

 

「しょうがないの〜、九郎がそこまで言うのならば仕方がない」

 

「(まったく、めんどくせえ)次は、第8位」

 

「その剣は何を切り開く! 求婚されているサーヴァント『セイバー』。 無邪気に人をからかう白い小悪魔、義妹属性で士郎に迫る『イリヤスフィール・フォン・アインツベルン』。 投票数16票となっておる」

 

「コメントだ」

 

「シ、シロウ。 誤解をしないで下さい。 私は彼の事など」

 

「む〜、下がっちゃったじゃない。 それもこれも出番が少ない所為だわ(シロウと一緒の時間も少ないし)」

 

「ふむふむ、士郎の奴もてるな」

 

「そうじゃが、あの鈍感ぶりをどうにかせん限り、進展は見込めぬな」

 

「じゃあ、次に行くぞ。 第7位」

 

「やってきました、英霊をも倒す寅の咆哮。 手のかかる教師『藤村 大河』。 投票数20票となっておる」

 

 

「やったよーーー!!」

 

 

「なんってでかい声だ。 士郎の奴がこっちに来るときの説得のときにも聞いたが、こりゃあ、超音波兵器だな」

 

「ううう、まだ頭がくらくらする。 暫らく休憩にするぞ九郎」

 

「だめだ、後がつかえているんだ。 個人投票が終わったら、少し休憩を取るからそれまで我慢しろ」

 

「う、うむ」

 

「続いては第6位の発表だ」

 

「いまだに謎に包まれる力、それを使いこなせる日はおとづれるのか! 意地っ張りなご主人様『ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール』。 投票数27表となっておる」

 

「コメントを一言」

 

「ふ、ふん。 これ位当然じゃない」

 

「嬉しいのにそれを隠しているのがバレバレな態度だな、アル」

 

「うむ、これが巷で有名なツンデレという奴か」

 

「いや違うし。 ツンデレってのはだな「早く、次をお願いしますよ。 九郎さん」 ああ、わかってる。 (ったく、少しぐれえいいじゃねえか) それじゃあ次の発表は第3位」

 

「出番が殆どないのに、何故こんなに人気? 武芸百般、弓道部部長『美綴 綾子』。 イタズラ好きの魔術師。 からかわれる方は命がけ? 今後はどう動く『大十字 エンネア』。 そのくすんだ金の瞳で何を見る。 何気に毒舌、それで良いのかシスター『カレン・オルテンシア』。 以上投票数30票となっておる」

 

「コメントをどうぞ」

 

「え? え? なんで? 殆ど出てないはずなのに?」

 

「うん〜、今回も上位にくい込めたね」

 

「は〜、順位が落ちています。 あの駄犬もまだ出ていないようですし……。 今度あったら、うさばら『ゴホン』 もとい話合いをしなくては」

 

「ああ〜、なんだ。 上2人のコメントは良いとして、最後のコメントは……」

 

「……士郎……」

 

「……次の投票にいくか。 続いては第2位の発表だ」

 

「数々の異名を持つ、力技で事件を解決する魔道探偵。 守備範囲の広い鬼畜野郎!『大十字 九郎』。  投票数49票となっておる」

 

「なんだ! 最後の説明は! 訂正しろ!」

 

「ほほう、汝は妾よりも上の順位になったばかりか、浮気まで! 消し飛べ!」

 

チュドンー!

 

「誤解だ!」

 

チュドンー!

 

「ええい、逃げるな九郎! おとなしくしろ」

 

チュドンー!

 

「逃げるに決まってんだろう! そんなもんが当たったら洒落になんねえぞ!」

 

「そうか、ならばこれならどうじゃ!」

 

チュドンー!

 

「うわ、あぶね『ゴン』」

 

「おっと、アル選手。 九郎選手が逃げるのを見越して、破壊した破片での攻撃だ!」

 

「お、おい。 テメエ暢気に解説なんかしてんじゃねえ」

 

「(おお! もう回復しましたか!)え? 面白いじゃないですか?」

 

「何故、そこで疑問系なんだよ!」

 

「だってね? お約束ですしね、アルさん」

 

「うむ」

 

「って、アル。 お前もグルか!」

 

「さあ? 何のことじゃ?」

 

「さあさあ、こんなことに時間をかけないで、1位の発表をお願いしますよ」

 

「そうじゃな。 では、個人投票第1位は! やはり主人公は強し! 更なる期待を背負う我らが『衛宮 士郎』! 投票数は他を圧倒的に引き離し103票じゃ」

 

「うう、司会の仕事をとられた」

 

「落ち込んでいる人はほおって置いて、士郎くんコメントをお願いします」

 

「ええっと、投票ありがとう。 これからも頑張っていくつもりだ」

 

「むむむ、やはり士郎が1位になったか。 義姉としては誇らしい限りなのじゃが、これほど差をつけられると、なぜか体のうちから何かが……」

 

「お、落ち着けって、アル」

 

「そ、そうじゃな」

 

「しかし、波乱の結果発表でしたね」

 

「誰の所為だ! 誰の!」

 

「さあ? 九郎さんの所為ですか?」

 

「原因の8割以上は、お前だ!」

 

「え!!! 唯、面白くしようとしてだけなのに。 よよよよ」

 

「泣きまねすんな! 『イタクァ』、『クトゥグア』」

 

「ち、ちょっと九郎さん! さすがに魔銃は洒落になりませんって」

 

「知るか!」

 

バン! バン! バン!

 

「うわっと。 危ないじゃないですか!」

 

「避けるな! テメエもいっぺん痛い目に合いやがれ!」

 

バン! バン! バン!

 

「お断りです!」

 

「逃げんな! 当たれ!」

 

バン! バン! バン!

 

「うむ、平和じゃな」

 

「そうロボ!」

 

「な! お主いつの間にここへ」

 

「ついさっきロボ。 今回は博士は簀巻きにして研究室に放置してきたロボ」

 

「うむ、よくやった。 アヤツがいると、話がややこしくなるからの」

 

「そうロボ。 博士ももう少ししっかりしてほしいロボ」

 

(……………お主もな)

 

「ダーリンたちはまだ追いかけっこしてるロボ。 エルザたちでさっさと司会を進行しておくロボ」

 

「うむ、そうするか」

 

「じゃあペアー投票の結果発表を始めるロボ。 まずは第16位ロボ」

 

「ハチャメチャコンビ! 行く先々にトラブルを巻き起こす、天災トラブルメーカー! 『ウェスト&エルザ』。 投票数1票じゃ」

 

(※『天災』 誤字ではありません)

 

「む〜、博士の所為で、エルザ迷惑ロボ」

 

「いや、お主もかなりの……」

 

「次いくロボ」

 

(話を聞いておらぬな)

 

「それでは第15位ロボ」

 

「イタズラコンビ! 主な被害者、赤髪の苦労人! 恋のライバルか? 『カレン&エンネア』。 投票数2票となっておる」

 

「士郎も大変ロボ」

 

「そうじゃな、生暖かく見守っていくのが1番じゃろう」

 

「そうロボか?」

 

「うむ」

 

「それじゃあ次にいくロボ! 第12位ロボ」

 

「珍しい姉妹魔術師! 2人力を合わせて、ライバルたちを倒せるか? 『凛&桜』。 最凶コンビ! 立ちふさがる敵は粉砕だ! 『イリヤ&バーサーカー』。 コンビを組んだが、出番はまだ! 今後に期待! 『士郎&デルフリンガー』。 投票数3票となっておる」

 

「ふむ、ふむロボ。 知らない奴が殆どロボ」

 

「そうじゃな。 まあ、今後会う機会があるやも知れぬがな」

 

「そうロボか? まあいいロボ。 次は第11位ロボ」

 

「先輩、後輩。 料理の師弟! 弟子は師の味を越えられるか! 『士郎&桜』 投票数4票となっておる」

 

「無理ロボ! 士郎の料理は絶品ロボ!」

 

「うむ、そう易々とは士郎(の料理)を超えられまい」

 

「クリスマスの時、届いたフルーツケーキは絶品だったロボ!」

 

「な! そんなもの妾たちの所には来ていなかったぞ!」

 

「ああ、博士がダーリンの所からくすね取ってきたからロボ」

 

「な! あ、あの腐れ科学者め! 妾に送られてきた士郎の料理を! 今度あったら唯ではおかぬ! ………それはそれとして」

 

「な、何するロボ!」

 

「なあに、少しばかり向こうで話合いをするだけじゃ」

 

「う、嘘ロボ。 顔がそういってないロボ! そ、それに、手に何を持ってるロボ……」

 

「さあ? もう少ししたら解るから気にせぬ方が身のためじゃ」

 

「ダ、ダーリン! 助けてロボ!」

 

ズル、ズル、ズル、ズル、ズル。

ズル、ズル、ズル、ズル、ズル。

ズル、ズル、ズル、ズル、ズル。

 

 

 

(※ええ、あまりに過激な内容のため、描写、擬音を書きません。 お許し下さい)

 

 

 

「も、もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ。 もう、しないロボ」

 

「何を、ほうけておる! さっさと進めるぞ!」

 

「は! エルザ何をしていたロボ?」

 

「司会の続きじゃ。 早くせぬか」

 

「YESロボ! (は! 何で反応しているロボ?) だ、第9位ロボ」

 

「如何なる兄妹関係! 義妹に振り回される義兄! 小悪魔と生贄! 『士郎&イリヤ』。 投票数9票となっておる」

 

「士郎……。 やっぱりダーリンと同類ロボ(ロリコン)」

 

「うむ、さらに言うならば天然じゃな」

 

「やっぱりそう思うロボ? この間も士郎の事を熱っぽく見ていた奴の事を『風邪か?』って、心配していたロボ」

 

「なんと言うか、お約束という奴じゃな」

 

「まあ、そんなことは置いといて、次いくロボ! 第7位ロボ!」

 

「師弟コンビ! ある意味似たもの同士! その絆はいかほどか? 『士郎&九郎』。 親友? 心友? 悪友! トラブル起こして対立しあい、時には助け合う! 『九郎&ウェスト』。 投票数10票となっておる」

 

「ダーリン! 愛してるロボ! 士郎は、可愛い弟みたいなものロボ。 博士はどうでもいいロボ」

 

「ウェストの奴、不憫じゃな。 同情はせぬが」

 

「次は第6位ロボ!」

 

「む、上司と部下? 秘めたる関係? からかわれる側とからかう側! 『士郎&エンネア』。 投票数11票となっておる」

 

「士郎と暴君の関係はいったいどうなってるロボ?」

 

「さあ、アヤツは周りに自分の感情を悟られるようなヘマを早々するわけが無いし、からかっておるのか、本気なのか? いまいち判断がつかぬ」

 

「むむむロボ。 暴君恐るべしロボ。 まあ、苦労するのは士郎ロボ。 せいぜい見て楽しむロボ。 じゃあ次にいくロボ。 第5位ロボ」

 

「剣と剣士! その2人の出来ている絆は強し! 全てを切り開く王道! 『士郎&セイバー』。 投票数14票となっておる」

 

「中々いい組み合わせロボ」

 

「そうじゃな。 相性がいいのか良いコンビになっておる」

 

「エルザとダーリンには、及ばないロボ」

 

「何を言うか、この機械人形! 九朗は妾の主人じゃ! お主のものではない!」

 

「ふふん、自信がないロボか? エルザの悩殺ボディーでダーリンもイチコロロボ!」

 

「な! く、九朗はそのような奴ではない! と言うか、さっさと司会をせぬか!」

 

「(逃げたロボね)解ったロボ。 続いては第4位ロボ」

 

「部長、副部長! 表と裏! いまだに交じり合うことの無い2人の道! 『士郎&綾子』。 投票数15票となっておる」

 

「??? 何でこんなに2人に票が入ってるロボ?」

 

「解らぬ。 出番が殆どないのに、なぜか票が入っているのじゃ」

 

「不思議ロボ………」

 

「不思議じゃ………」

 

「………考えても埒が明かないロボ! 次の発表ロボ。 ようやくベスト3の発表ロボ! 第3位ロボ!」

 

「主人と使い魔。 微妙な関係。 深まる絆! 虚無の使い手と無限の使い手! 『士郎&ルイズ』。 投票数18票となっておる」

 

「士郎、不憫ロボ。 わがまま女にこき使われて、やがて捨てられる運命ロボ。 そこでエルザが士郎に優しく声をかけて、それに感激した士郎はエルザに感謝して、ダーリンとエルザの仲を取り持つのを手伝うロボ。 そして2人が結ばれたら、士郎は専属の執事として、エルザたちの身の回りの世話をするロボ」

 

「いい加減に現世に帰ってこぬか! この機械人形が!」

 

チュドン!

 

「何するロボ!」

 

「呆けておらぬで、さっさと進めぬか!」

 

「解っているロボ。 続いては第2位ロボ」

 

「それは刹那にして永劫を紡ぐ絆! それは連理の枝、比翼の鳥! 最強の魔術師とそれに従う最強の魔道書! 『九郎&アル』。 投票数25票となっておる」

 

「何でロボ! ダーリンとエルザがここにいないロボ!」

 

「ふふん! これが実力の違いというものよ! カッカッカッカ!」

 

「ま、まだロボ! まだ1位が残っているロボ!」

 

「ま、無駄な期待じゃろうがな」

 

「第1位の発表ロボ!」

 

「やはりこのコンビは強かった! 駄犬と飼い主と言ってはばからぬ、謎の2人の関係は明かされるのか! 『士郎&カレン』。 投票数35票じゃ」

 

「ガーン〜〜〜ロボ」

 

「カッカッカッカ! やはりお主と九郎とのコンビは無かったようじゃな。 これが現実じゃ。 カッカッカッカ!」

 

「貴女たち、せっかくの1位の発表なのですから、それに対してのコメントをしてくださいよ」

 

「な、お主いつの間に! 九朗はどうした!」

 

「ああ、九郎さんなら………、聞きたいですか?」

 

ニッコリ

 

ゾク!

 

「い、嫌。 聞かなくて良い」

 

「エルザも、聞かなくていいロボ」

 

「そうですか……、残念です」

 

(何がじゃ!)

(何がロボ!)

 

「まあ、今回この2人の優勝ですか。 特典として、次回の人気投票の司会はこの2人に頼みます」

 

「な! なんじゃと! 聞いておらぬぞそんな事!」

 

「ええ、極秘の計画でしたから。 個人とペアーから1位になった3人に司会をやってもらう予定だったんですが、士郎くんが個人とペアーで1位になっているから2人でと言うことになりますが……」

 

「な、なら。 妾の出番は?」

 

「まあ、ゲストとして呼ぶかもしれませんが、司会としてのレギュラー出演はありませんよ」

 

ガンー!

 

「おやおや、石化するとはよっぽどショックだったんですね。 それじゃあ、エルザさん。 締めをしますので、一緒にお願いします」

 

「解ったロボ!」

 

「ええ、皆様ご投票ありがとうございました。 ご好評につぎ、次回12月に又、第3回人気投票を行うことを決定いたします」

 

「その時はエルザにドンドン投票するロボ! ま、博士は要らないロボ」

 

「では、又の機会にお会いできることを楽しみに」

 

「終了ロボ!」

 

「改めて、ありがとうございました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここは何処だ!」