第2回人気投票
ドンドン! パフパフ!
「前回の予告通り、やってきたぜ! 一周年企画! さあ、第2回人気投票の始まりだ!」
「うむ、久々の出番じゃな、九郎」
「そうだな、アル」
「はいはい、さっさと司会を始めてください。 2人とも」
「おう」
「投票の仕方は、前回と」
「待〜つのである!!」
「そうだロボ」
「な! おぬしらは!」
「HAHAHA! 世紀の大・天・才! ドクタァァァァァ・ウェェェェストッッッ! 参上である!」
「助手のエルザも一緒ロボ」
「出てきましたか」
「まったく、この一億年に一度、生まれるかどうかという奇跡の寵児、ノーデンスにこの人ありと言わしめた天才科学者ドクター・ウェストの出番が今まで一度もないとはどういうことなのであるか」
「博士はどうでもいいけど、エルザの出番がないのは許せないロボ!」
ボゴ!
「な、何をするであるかエルザ」
「んロボ? なんとなくむかついたロボ。 だから近くにいた博士を殴ったロボ!」
「ううう〜、理不尽なのである」
「え〜、お2人とも何をしに来られたのですか?」
「もちろん、決まっているのである。 この企画を乗っ取り、我輩の記念公演『初めての出番〜出張編〜』を25時間ぶっとうしのライブを行うのである」
「エルザはそれを横取りして、ダーリンとの甘いひと時を過ごす心算ロボ」
「つまり、2人ともこの企画の邪魔者ですね。 それなら仕方がありません」
そういって、私は何処から出てきているのか分からない、宙にある紐を思いっきり引いた。
パカ
「え?」
「ロボ?」
ヒュウ〜〜〜
「No〜〜〜!」
「ロボ〜〜〜!」
いきなり2人の足場がなくなり、奈落の底へと堕ちていく。
「なんじゃ今のは?」
「え? 今のですか? まだまだこれからですよ」
そう言って、私はにっこりと笑う。
「あれ? お2人ともどうしたんですか? そんな怯えた顔をして?」
「な、なんでもない」
「う、うむ。 なんでもない」
「さて、そろそろですか」
「なにが」
ヒュウ〜〜〜
ドカン〜!
ドカン〜!
「たまや〜〜〜」
空に2発の綺麗な花火が上がる。
「さて、2人とも司会を続けてください」
2人は、ぶんぶんと首を縦に振る。
「え〜、色々あったが今回の投票の仕方を説明するぞ」
「今回は全作、纏めての投票となる。 よって、個人投票には1人20票、ペアー投票には1人10票となっておる」
「個人投票からだ。 キャラクターの名前 そしてそのキャラクターにじぶんの持ち票の20票から好きなだけ割り振る。
例を出してみるぞ。 大十字 九郎 10票 アル・アジフ 5票 バゼット 3票 ルイズ 2票。 ってな具合に自分の持ち票の20票までなら何人に投票してもいい。 つまり1人だけに絞って投票しても良いし、何人かに分けて投票しても良いってことだ」
「ペアー投票も似たようなものじゃ。 持ち票である10票を自分の投票したいペアーに好きなように割り振ってよい。
九郎×アル 5票 士郎×エンネア 3票 セイバー×凛 2票 と言った具合に、好きなようにペアーを作るがよい」
「投票の仕方は前回と一緒で、メールからとBBSに書き込み両方から受け付けているぞ」
「投票期間は6月27日〜7月7日までの10日間となっておる。 ドンドン応募するがよい。 それと疑問に思うことは遠慮なく書くがよい」
「それじゃあ、投票を待ってるぜ!」